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眺眼装置の思いつき
本稿と連携するか否か、 取りあえず思いついたら書いてみる頁。
◆ 海沿いの公園で_東北往来 再編集
Tue

1995年の、今から20年余り前の写真だ。
日も暮れて、視界を遮る土砂降りの雨の中、半泣き状態で辿り着いた、海岸沿いの施設脇の公園。
本当は駄目だろうけれど、夜の闇と雨に紛れて入り込んだ。
翌朝、そんな雨は降ったの? と云うくらいに乾いてるのは、砂地の為。
前日の目標だった実家まで、ここから約250Km。ぐったりしながら昼過ぎに帰り着いた。
毎年の様に訪れていた東北への旅の写真を、もう一度再編集した。
この写真の場所は、福島県双葉郡浪江町だ。
向こうに見えるドーム状の建物はかろうじて残った様だけれど、実質的に津波で破壊されてしまった。
長いのか短いのか、過ぎてく年月の中で、
新陳代謝的な変化をしていくモノは、なんとか受け入れやすいけれど、
災害などの一瞬の出来事で奪われていくモノは、
たとえ公園や原っぱや河原やらでも、心の何処かを引っ掻いて痛めていく。
たかだか一晩の雨宿りの風景でも、切なくなるのに、
ここで生活していた人々の痛みは...。
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◆ 今更ながらの銀塩写真
Fri
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